バースト・ジェネレーション presents BURST 公開会議 #12 #パゾリーニ #ソドムの市
2022年1月27日 19:00 – 21:00 @阿佐ヶ谷TABASA https://www.asagayatabasa.com 観覧 チャージ1000円+ドリンク 配信アーカイブ https://www.youtube.com/channel/UCW3AzE0jXZh4fSEUTfhgQKA 出演 ピスケン 元BURST編集長 釣崎清隆 死体写真家 TSOUSIE BURSTカバーガール ケロッピー前田 身体改造ジャーナリスト
2022年1月27日 19:00 – 22:00 JST
杉並区, 日本、〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷2丁目13
About The Event
90年代からゼロ年代にかけて、最も過激なストリートカルチャー誌として時代を疾走した『BURST』のオリジナルメンバーがお送りするネット配信トークイベント。シリーズ「90年代サブカル講座」第6回は、残酷映画の超問題作『ソドムの市』(1975)とその監督ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)を取り上げます。
パゾリーニは詩人・小説家から映画監督に転じ、1964年、イエス・キリストが十字架にかかる過程を残酷に描いた『奇跡の丘』でスキャンダラスな存在となりました。1975年、彼はマルキ・ド・サドの著作のなかでも最も陰惨で救いのない内容と言われた『ソドムの百二十日』を原作とし、映画『ソドムの市』を監督しました。ところが公開直前に彼は虐殺死体で発見され、映画に出演していた17歳の少年が逮捕されたが、右翼グループによる犯行という説も浮上しました。監督が亡くなったことで、映画そのものも原作以上に凶悪な“禁断の作品”として広く知られるものとなったのです。
俗悪と残酷を極めなければ、神聖さとリアリティを描き出すことはできないと自分を追い込んでいったパゾリーニの態度は、90年代サブカルの時代を生き抜いた雑誌『BURST』にも通じるものです。エロとグロの限りを尽くすパゾリーニのグロテスク表現に、釣崎清隆も大いに触発されたと語っています。
なぜ、90年代カルチャーは、60~70年代にあったヒリヒリするようなリアリティの表現と対峙し、さらにそれを超えようとしたのだろうか? そんな時代を生きた当事者たちが残酷表現を語り尽くします。